”workshop”とは、「自主的に活動させる方式の講習会」という意味です。あなたも自己責任でユーザー車検に挑戦してみませんか。
ユーザー車検:Worlshop 2&4

kurumadaisuki さんの長野陸運支局でのユーザー車検


2011年2月長野陸運支局で受検しました。
車はH2年式のスカイラインGT−R(BNR32・昭和53年排ガス規制)。車の世界ではかなりの御老体です。 

まずは下見。長野支局の場合、検査コースに見学者用通路があります(検査方法の案内板、音声ガイドあり)。見学の際は、一応受付へ申し出でおきます(ああ、どうぞ〜見てってください・みたいな感じでしたが)。

継続検査申請書、重量税納付書、自動車検査票、重量税証紙、検査手数料証紙、印紙は、すべて長野県自動車標板協会(運輸支局庁舎の右手奥の建物)で購入できます。自動車税の納税証明書も、県の出張所窓口がここにあります。

レーン内での検査の手順や、操作方法はこの時しっかり確認しておきました。

次は車の整備、検査の準備です。点検整備記録簿により各項目の点検をします。記録簿は2年に1枚しか使わないので、前回のをコピーして使いました。

もちろん、年月日は修正テープで消し、前回の丸印等はコピー濃度を調整しながら薄〜くなるまでくり返しコピーします。あ、自賠責等も忘れずに。

下回りは、ウマをかけて下にもぐりチェックしました。古い車では下回り洗浄は必須項目でしょう。どうしてもオイルのにじみやシミができます。すべてウエスでふき取り、錆、アンダーコートの欠け等もこの際修正しておきます。

ネットで予約を取り予約番号を控えておきます(当日必要です)。

当日は、車検証、自賠責証書、印鑑、お金、予約番号のメモ、クリップボード(検査のとき書類を挟んでおく)を準備し、いざ出陣!

予約は午前の2ラウンド。早めに行って書類一式を購入、印紙類を貼って必要事項を記入(書き損じ等の事を考えると、記入してから証紙を貼ったほうが良いでしょう)して、受付窓口へ提出し、受付がすんだらレーンに並びます。
ちなみに、書類30円、重量税37800円、検査手数料1800円也。

長野支局の小型マルチテスターレーンは一番手前(見学者通路の隣)小形1コースです。

普段はここのレーンにほとんどの車が並びますが、3月など繁忙期は他のレーンも使うかも。ユーザー車検はマルチレーンのほうがいいです。

外観検査は検査官の指示どおり行えば問題ありません。ボンネットは半開にしておき、指示があったら開けます。ホイールキャップやセンターカバーははずしておきましょう。灯火、方向指示器、ワイパー等の動作を確認します。

よくユーザー車検のサイトで話題になる「発炎筒」ですが、とくになにも言われませんでした。というか「スルー」状態。なんせ20年前のものなので、一応電池式の物を用意したのですが、「肩すかし」をくらいました・・。が、警告灯の類や走行距離の確認のため、検査官が車内に入ったのでその時チェックしていたかもしれません(その時は自分は外にいたので)。

だがしかし、車外ではなんか不穏な空気が漂いはじめましたよ・・・

検「車高・・・?」
検「タイコ(マフラー)にハンマー当たるから云々・」

ゲ!!!
そんな馬鹿な!!!
確かに車高は低いけど、9cm以上あるはず。

検「最低地上高測りますのでレーンの入り口で待っててください」。ゲゲゲ!

計測器で測定すると87mm!
検「3ミリ足りないですね」
俺「え、そんな・・トランクの工具おろしていいすか?」
検「そんなに重いの?」
俺「10Kくらい(適当)」
検「じゃ下ろして」

 再計測の結果・・・89ミリ・・アウト!

こんなことなら、特売日だからとガソリン満タンにしなきゃよかった。

車高変わると光軸にも影響あるからとのご託宣で、レーン検査はお流れになり、あえなくレーンから退出の憂き目に。とにかくあと1ミリクリアすればいいので、午後イチに間に合うよう、大急ぎ(安全運転)で自宅へ。

ジャッキかけて、ウマかけて、昼時の長閑な住宅地に不釣り合いな金属音をまき散らしながら、必死の原因究明です。どこだ?なんでだ?・・・・

あった!!!!
マフラーを吊っているゴムのハンガーリングが経年のため伸びているようです。見た目ヒビ等はないので見落としていたらしい。ディーラーに部品在庫聞いたら「部品の在庫はありませーん。取り寄せになりまーす。」

あちゃー、まいったな、ええい、1ミリなんて持ち上げときゃいいだろ!!火事場の馬鹿力ならぬ火事場の馬鹿知恵。パンタジャッキでマフラーを持ちあげ、ゴムリング部分のフックどうしを針金でこれでもか!と縛りあげました。

車を降ろし、タバコの箱(マルボロのボックスは約89ミリ)で計測してみます。バッチリ(^^)蓋上1センチくらいあるので、約10センチ。再度陸事へ出陣じゃ!馬引けえ〜い!!大急ぎ(安全運転)で陸事へとって返します。

午後は割と混雑するらしいので、再検にならないよう陸事対面のテスター屋さんでライト光軸調整とサイドスリップ測定。〆て3000円也。これで安心。

再検の旨検査官に伝えてレーンへ。長野のマルチレーンは「サイドスリップ」移動して「スピード」「ライト」「ブレーキ」移動して「ガス検」記録して「下回り」記録して「総合判定」の順(たぶん)。結果はオールクリア。

レーンでの注意点としては、ブレーキは、一般的な「踏む」感覚、つまり「止まるために掛けるときの踏み具合」では×です。
「力いっぱい踏みつける」ほうが良いです。

サイドブレーキも「力いっぱい」引いたほうが良いです。
ブレーキ、サイドブレーキは「はなす」になったら素早くはなさないとダメと聞いた(引きずり判定)ので注意しました。

スピードメータの検査は、電光板に「40キロになったらパッシングする」旨の表示が出ますが、この表示が出てから実際に検査が可能になるタイミングがちょっとわかりずらいです。

具体的には、ライトのテスターが移動を始めるときから、「40キロに・」が出っぱなしですが、テスターがライトの前にないうちにパッシングしても反応しないハズです(当たり前ですが、不慣れな素人にはいつ始めるのか不安)。

ライトのテスターが移動してきて、車の左前に止まってから検査に入ります。

普段と違って40キロを維持するのがやや難しく(敏感に反応する)感じました。たぶんローラーの上なので、走行抵抗が少ないためでしょう。

「ガス検」は、初めに装置の横のスイッチボックスに何個かある「ボタン」のどれかを押す必要があるのですが、最初の「外観検査」のとき検査官からどのボタンを押すのか指示がありますので注意してください。

あと、細かいことですが、ガス検の後検査標に記録があるので、あらかじめ検査票を「持って」車外に出て、「ガス検」〜「記録」と流れるとスムーズかつ「できる」感じに見えます(これはどうでもいいですが)。

事前の準備、下調べ(とくに重量税額)は確実にしたほうがいいです。検査そのものはそんなに難しくありませんよ。ただし、その後の点検整備は確実に行いましょう。車検は車の「2年間の安全」を保証しているのではありません。

「保安基準」に適合しているかを検査しています。つまりそれは「検査時点」での事ですので、その後「適合している状態」を維持するのは「使用者本人」の責任であることを忘れないでください。

自分の車に愛着を持って楽しいカーライフを!



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