”workshop”とは、「自主的に活動させる方式の講習会」という意味です。あなたも自己責任でユーザー車検に挑戦してみませんか。
ユーザー車検:Worlshop 2&4

北九州自動車検査登録事務所での体験談

お金のない僕にとって車検に6万〜7万もかけることはできません。
そこで、ユーザー車検を受けることにしました。受ける前にしたことは、まず、インターネットで情報の収集。
僕的にはこちらのHPが1番、親切、丁寧で非常に助かりました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

次に、バイク屋さんに預かってもらっていた、チェーンガード、パワーフィルターを取りに行き、中古車で購入した時からシートベルトがなかったので、バイク屋さんにボロボロのベルトを頂きました。
受ける前にした整備といえば、チェーンガードをとりつけ、各部の増し締め、ヘッドライトを壁に当てて調整したぐらいだったでしょうか。

いよいよ検査です。
書類の記入はこちらのHPで予習していたのですんなりできました。
定期点検整備記録簿は車検場で買いその場で記入しました。(適当に書いたのでまずいかな?と思いましたが、あまりこの書類をじっくり確かめられなかったと思います。)

そして、まずは機械による検査。
自分でやるのがユーザー車検と思っていましたが、検査官がつきっきりで指示して下さりました。1回目で合格できました。

あとは検査官による検査です。
いろんなHPや実際受けた友達の話からすると結構適当だと高をくくっていたのですが、北九州自動車検査登録事務所の検査官はかなり厳しかったです・・・
まず、シートベルトがついていないと注意を受けました。

テールループを曲げてタンデムバーに代用できるよう改造したつもりだったのですが認められず、でも念のために持ってきていたので、その場でつけました。
次に、FCRのファンネル(ネットがついている)についてダメだしを受けました。しかし、僕の知人が福岡陸運局でファンネル、ネット仕様で通ったことを主張したら、調べてみると言って検査官は事務所に消えました。
結果はファンネルにネットがついていれば良いとのことでした。他の検査官が「ドカティは純正でファンネル、ネット仕様だしね〜」とボソっと言ってました。

次に、マフラーがうるさいといちゃもんをつけられました・・・
JMCA公認マフラーなので、JMCAのマークがついていれば無条件に合格するもんだと思い込んでましたが違ったようです。
スロットルをがんがん回して「100db越えてるねぇ〜これはだめでしょ!」って言われました。僕のバイクにはタコメーターがついていないので、検査官は回転数を測る機械を持ち出してきました。
なにをするのかな?と戸惑いましたが、排気音は3800回転のところで測定するそうです。
結果、98dbを大幅に下回っていて合格でした。

これで合格と思っていましたが、なんとヘッドライトのカット面で不合格になりました。
白い壁に、方眼状の升目が書いてあるところにつれていかれ、「このライト右上がりでしょ!?左側通行の日本じゃこれはだめだね!対向車がまぶしいでしょ!」てなことを言われました・・・

中古で買ったとき、車検をつけてもらったのですが、その時と同じヘッドライトだったのに・・・
ここまで検査するとは思っていませんでした・・・

いろいろ文句を言いましたが認められず、わざわざ遠く離れた車検場まで、雨に打たれてきたのに不合格でかえるわけにはいきません。
こんな形式だけの検査に別の日に出向き1400円も払いたくありません。そんな暇は僕にはありません。

しょうがないので、バイク部品店で新しいヘッドライトを買いました。(前から変えようと思っていたのでいいきっかけになったかな?)
変えて持っていったら、バルブの色をぶつぶつ文句を言ってましたが合格することができました。
その検査官によると、バルブを変えたらそれが車検対応であることを証明するものを持って来いとのこと。証明するものってパッケージでいいんでしょうか?

こんな厳しいユーザー車検もあるという一例でした。

長々と書かせていだきましたが、なんらかの形でみなさんの参考になれば幸いです。しかし、僕が書いたことが全て正しい情報かどうかはわかりかねます。
責任ももてませんので、怪しいところがあればご自分で調べて下さいね!
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