”workshop”とは、「自主的に活動させる方式の講習会」という意味です。あなたも自己責任でユーザー車検に挑戦してみませんか。
ユーザー車検:Worlshop 2&4

ユウキさんの神奈川陸運支局にて二輪の継続検査

’99年2月。ついに僕のバイクの車検の日がやってきた。バイク屋に行くと7万とか8万とかかかる。が、自分で車検を取ると、自賠責代、重量税など入れても3万位で取れるらしい!
 学生にこの3,4万は大きすぎる! 今学校も休みだし、ユーザー車検やってみよう、と言う事で、、、ユーザー車検に行くことにした。

 まずは整備手帳がないので、バイク屋へ買いに行った。しかし、そこのバイク屋は「バイク屋にはそういうのは売ってないです。陸運局に行くとあるから行ってみて」 と言う事だった。いきなりつまづいたが、下調べもかねて1回陸運局に行った方がイイと思ったので、 次の日に陸運局に行った。整備手帳を入手!

 次の日朝早く起きて、余裕を持って1週間後の午前に予約。コンピューターが自動で対応していて、電話のボタンをピポピポ押すだけの簡単操作。暗証番号見たいのも必要らしいので、適当に ”1234” と入れる。

この状態ではまず確実に車検に通らないのでノーマルに戻す事から始める。
  • ハリケーンセパハン
  • 180キロリミッターカット
  • ファディーダディーバッフル無しマフラー
  • フェンダーレス、ナンバー斜め
  • 右ステップだけNSR250用(峠で折れたので)
など
 セパハン、マフラー、リミッター(一応)を元に戻す。フェンダーレスはだるくなってきたので、ナンバーの角度を正常に戻すだけにする。NSRのステップは今更CB400SFのを頼んでも間に合わないと思ったので、ピン止めだけをしっかりとしておいた。

 次の日、整備手帳片手に整備。6ヶ月整備はやっていなかったので、一応念の為適当に書いておく。で、本題の12ヶ月点検。チェーンがめちゃめちゃたるんでいたので、調整。すると、、、チェーン交換ラインに入ってしまった…。これはまずい。でも、チェーンを買う余裕は無かった。検査されたときに、チェーンの事を突っ込まれたら嫌なので、そのチェーンの交換時期が書いてあるシールをはがそうとまで思ったが、、、後々困るかもしれないのでやめた。もやもやが残りつつ整備終了。で、バイクが汚いので、メッキ部をピカールで磨き新車のような輝きをだし、べガできれいにボディーを磨く。やっぱりきれいなバイクの方が変な疑いもたれないような気がする。あとは車検までのカウントダウン。

 車検の前日。色々な書類を確認する。そしてある重要な事に気づいた。自賠責入ってない!!うかれてて自賠責に入る事をすっかり忘れていた…。車検をキャンセルして他の日に予約、、、何をやってるんだ…。
自賠責はちゃんと入りましょう。

 そして用意万全(工具たくさん所持)で、いざ神奈川陸運支局へ。その日は午前に予約をしたので、朝早く起きて、9時出発!
 1回来たので何事も無くすぐ着く。でも、まずどこへ行けば良いのか分からない。困ったので、適当な建物に入って、カウンターにいたおじさんに 「すみません、初めてなんで分からないんですけど、まずはどうすれば良いんですか?」 と聞いてみると、びっくりするくらい丁寧に教えてくれた。
 教えてもらった通りに3番の建物に行って、まずは書類を買う。検査手数料(1400円)と書類代(30円)合わせて1430円。そして、その隣りの窓口で重量税の印紙5000円分を買って、隣りの4番の建物へ。
 そこで1年前に払った重量税の証明書とともに、さっき買った重量税5000円分の印紙を貼った書類を出しはんこを押してもらう。

 次は少し離れている2番の建物へ、書類に必要事項を書き、だす。その紙を出しているときに、この前の予約したときの番号を言ってくださいと言われたので、番号を伝え、次はいよいよ肝心の車両検査。どこへ行ってどうすれば良いか、こりゃまた親切に教えてくれる。
 言われた通りに車のラインの0番と1番の間の、バイクのほっそいラインに行く。だーれも並んでいない。。。。心細いなぁ。

 検査ラインの前で止まると検査官が来て書類を渡す。そしたら検査官が手を上下に振っている。意味が分からなかった僕は、その場で座ったり立ったりする。。。恥ずかしい・・・。ライトをハイビーム、ロービーム交互に切り替えてくれってことだったらしい。次にウインカーを左右する。ホーンもやるかと思ったがやらなかった。
 それが終わったら、かなづちで、バイクをコツコツとたたき出した。特にブレーキ回りを重点的にコツコツしている。問題なし!  NSRのステップ、フェンダーレス、チェーンについては何もふれなかった。

 それが終わると検査官に、「君、車検はじめて?」と言われる。「はい」、と答えると、誘導された。本当に親切に教えてくれる。まずフットスイッチが分からなく、自分のリアブレーキの事だと思っていた僕は一生懸命リアブレーキを蹴っていた。もちろん検査官が気づきフットスイッチの位置を教えてくれた。
 最初に始まったのがメータ検査。前に進み前輪を黄色いところに載せ、左下地面にある細長いフットスイッチを押すとタイヤが挟まれて固定される。すると前輪が回りだしメータが40キロ毎時になったらそのフットスイッチを離す。難なくクリア。

 続いてフロント・リアブレーキ検査。前方にある画面にブレーキ操作と出たら、指定されたブレーキをかける。思いっきりかけロックさせる。余裕でクリア。ジャックナイフだって出来るのに落ちるわけが無い。
 続いて、まったく自信が無い前照灯検査。ハイビームにしてフットスイッチを押すと怪しいロボットがウイーンと出てきて、バイクの前に来る。なんだかよく分からないがライトの検査をしているらしい。
 結果、、、、落ちた。よく落ちると言われているので自信は無かったのだが、やっぱり落ちた。ただ、親切な検査官は、「ほんの少しだけ下に向いているよ、気持ち上向きにしてもう1回来て」 とアドバイスしてくれた!! これは助かった! 近くの工場で調整をしてもらう手間が省けた!! 

 早速、1回ラインを出て駐車場に止め気持ち上に調整して、さっきのラインに並ぶ。ライトの試験だけすれば良いと思っていたので、メータ・ブレーキの検査のところは乗り越えて行く。いざメータ検査! と思ったらフットスイッチを押してもさっきのロボットが来てくれない。おかしいなぁ。いくら待ってもうんともスントモ言わない。後ろではハーレーの怖そうなお兄さんが待っている。もしかしてまたメータからやらなきゃいけないのか?!と思った僕は、バイクをバックさせようとするが、、、無理だった。焦った僕は、書類を無くしたような素振りを見せて、ラインを1回出る…。
 1周回ってもう1回ラインへ、今度はスピードメーターから順番にやる。順調にライトのところまで行く。

 問題のライト、適当に調整したので少し心配だったが、クリアー! タイムカードのような機械にはんこを押してもらい、意気揚揚と2番建物へ。
 書類提出。しかし、、速攻で戻ってきた。最後に総合判定の検査官のはんこが必要らしい。ん? そんなところあったっけ?と思いつつ歩いて検査ラインに戻って行く。ここかな。でも車のラインにしかないぞ!と文句を言いつつ、「すみません、ここに提出すれば良いんですか?」と聞くと、今までの人とは対照的に、無言で書類を受け取りはんこを事務的に押していく。どうやらここで良いらしい。何でバイクのラインには無いんだろう。
 再び2番館へ、必要な書類を出すとすぐに車検証と、車検のステッカーをくれた。

 本当にあっけなかった。この間30分。気合を入れすぎていたせいか、、拍子抜けした。工具とかいっぱい持ってきたのに…。午前中に家に帰って来れた。
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