おおちぱぱ さんの滋賀運輸支局での受検
平成17年11月4日、実家のおじいちゃん(私の父)の愛車(日産サニー1500cc)の継続検査を滋賀運輸支局で受検しました。
ユーザー車検は、我が家の軽自動車2台と単車(750cc)1台を度々受検しているので、さほど気にせず受検しました。
10執務日前から予約を受け付けているので、早めに予約を済まします。テレフォンサービスで、案内どおりにボタン操作すると、簡単に予約できます。滋賀運輸支局は、小型乗用自動車とそれ以外の区別だけでした。予約番号は「001」。
前日に、できる範囲の整備をします。今回は、車内清掃、信号紅炎交換、タイヤのホイルキャップはずし、タイヤの空気圧調整、エンジンルーム清掃、エンジン下回りの脱脂、ウインドウォッシャー液補充、パワーステアリングオイル補充、洗車などをしました。
後から考えたら、タイヤのホイルキャップはずし、タイヤの空気圧調整、エンジンルーム清掃、エンジン下回りの脱脂ぐらいで良かったのかもしれません。
前夜、試験走行を兼ねてヘッドライトの確認を実施しました。若干、右が高いような気もしましたが、「まっ、いいか。」と調整しませんでした。
そして、当日、いざ運輸支局へ。
書類(自動車検査証、継続検査申請書、重量税納付書、自動車検査票、納税証明書、点検整備記録簿)は事前に準備し、自賠責保険もおじいちゃんが任意保険を契約している保険代理店で契約していました。
まずは、運輸支局隣接の関係団体棟へ行き、リサイクル券の発行、リサイクル料金の納入、リサイクル料金納入済み印を自動車検査証にもらう等リサイクル手続きを済まします。
次に重量税の納付、検査料金の納付(いずれも印紙を購入すると用紙に貼ってくれます。)を済まします。
運輸支局棟へ行って、ユーザー車検の受付をします。担当官が書類をチェックして、「検査に行ってください。」と。担当官は、予約番号を一覧表と照合します。
検査棟へ自動車を移動します。検査棟横ではヘッドライトの調整をしているおじさんがいました。おそらく、H「×」が出たのでしょう。
検査ラインは、「2」を選びました。「マルチテスター」です。
前車が全くなく、ライン前に待機していると検査員がやってきて書類の検査、次に灯火、警笛、ワイパーの検査を指示通りに行います。
「今、サインが進入ですから進んでください。」と言われてそのまま検査ラインへ。
最初は「サイドスリップ」。無事合格して、ブレーキ等の検査へ。
前輪を3本ローラーの中心に置くと後のローラーは自動で後輪位置に移動します。
まずはブレーキの検査。フットブレーキと駐車ブレーキの検査に合格すると、スピードメーターの検査。
アクセルをふかし、40キロメートル毎時でパッシング。合格。
減速、停止するとヘッドライトの検査が行われます。
前輪が固定され、検査機が全面に現れます。右側・・「×」。あら?しまった。
左側・・「○」なんとか・・でも、H「×」。
気を取り直し、自動車検査票を印字機に挿入。Hに「○」無し。
次に下回りの検査。軽自動車検査協会と違いここはピットに検査員がいて、下から指示、検査します。
ブレーキ、駐車ブレーキ、ハンドル等を指示通りに操作し、合格。
前進移動して、排気の検査をします。プローブをマフラーに挿入し、待つこと約1分。合格し自動車検査票を印字機に挿入し、最終検査の場所へ。
検査員が書類を見て、「ちょっと右のヘッドライトが高いね。調整してみてください。」と言いつつ書類を返却してもらう。
仕方がないので、検査棟を出て、おじさんがヘッドライトを調整していた壁の前に駐車し、ボンネットをあけて、ヘッドライト点灯。・・・確かに、左よりちょっと高い。・・・
持ってきた工具を取り出し、右ヘッドライトを調整し、左とほぼ同じにする。
そして、再び検査ラインへ移動。
なんと、長蛇の列。隣の業者風のおじさんに聞くと、「休憩中、10時半からね。」とのこと。
午前の休息時間を10時前後に取るとは・・。多分、お昼は1時間休憩。普通は併せて1時間なのに。何という役所じゃ・・
10時半になると、検査ラインが再稼働しました。
順番が回って来ると検査員が、「ヘッドライトの再検査ね。信号が進入になったら、ヘッドライトボタンを押して、ハザード点灯してヘッドライトの検査まで行ってください。」と。
言われたとおりにし、前輪をローラー上へ乗せるとマイクで、「一端、20キロ以上にしてください。」。多分、20キロメートル毎時以上にしないとタイヤの位置合わせができないのであろう。
減速、停止すると、前輪が固定され、検査機が全面に現れます。
ドキドキの瞬間。右側・・「○」、ヨッシャー。当然、左側・・「○」。H「○」。
自動車を移動させ、自動車検査票を印字機に挿入。Hに「○」。
最終検査の場所へ。検査員が検査票にペタペタはんこを押し、「はい。いいですよ」。
運輸支局棟へとって返し、書類を棚に入れて待つこと数分、新しい「自動車検査証」と「ステッカー」を受け取って継続検査が終了しました。
教訓としては、気になるところは事前に直しておくことと、現場で多少いじることができる程度の工具を持って行くことでしょうか。
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