”workshop”とは、「自主的に活動させる方式の講習会」という意味です。あなたも自己責任でユーザー車検に挑戦してみませんか。
ユーザー車検:Worlshop 2&4

ちゃわん さんの新潟市軽自動車検査協会で、初のユーザー車検

第1部 準備編

2011年5月、新潟市にある軽自動車検査協会で、初のユーザー車検を受けました。
2年前に中古で購入した、1998年型のマツダAZワゴン、走行距離は75,000kmです。

いろんな方の体験談を拝見させて頂きましたが、私は「もっと詳しく教えて欲しいのに・・。」
と感じましたので、できるだけ詳細に書いてみます。長ったらしくてウザいと思われるかもしれませんので、3部構成でお伝えします。それでもウザいと感じられる方は、とばして読んでください。

第1部 準備編

私の場合、失業中で収入も途絶えていたし、時間だけはありました。
車検を業者に依頼するにしても、“少しでも修理代を浮かせてやろう”というヨコシマな動機からスタートしています。

車検の有効期限より、20日程前から点検を始めました。

素人の多くの方は、週末に点検・修理をして、ユーザー車検を受けられると思いますので、もっと早くから準備しておけば余裕を持って望めるのではないでしょうか。期限切れの1ヶ月前から車検は受けられますから。

母の実家が貸している車庫の中で、一ヶ所空いているところを以前からタイヤ置き場などに借りていましたが、そこで点検と整備を行いました。

ジャッキアップで馬とブロックを使って4輪浮かします。潜り込んでの作業ははかどらないですね。しかもその車庫には、証明もなくライトが必要。

ダッシュボードに入っているメンテナンスノートを引っ張り出してきて点検をし、修理項目をピックアップします。

今回の修理内容は、前輪の足回りのブーツ類を3つ交換・サイドブレーキの引きしろ調整・ワイパーゴムの交換という内容です。

点検も修理も、いちいちネットで検索して、本で調べたりしながら手探りの作業でした。
必要な部品は、ネット通販やディーラーで購入しました。
購入したものは、以下の通り。
  • ドライブシャフトブーツ(分割式)                   4,950円
  • ロアアームダストブーツ左右(グリスサービス)          1,880円 
  • ワイパーゴム3箇所分                         1,800円
  • 他 工具類
工賃を考えると、かなり格安で済みます。
ネットで調べた感じですと、業者に頼むと、以下のような料金を請求されるようです。
  • ドライブシャフトブーツ交換 分割式なら     15,000円
                     従来の部品なら  30,000円
  • ロアアームブーツ交換左右             20,000円
  • ワイパーゴム交換                   5,000円
  • ブレーキ調整                      5,000円
工賃で50,000円程は、浮かせることが出来たと思います。

作業のついでに、錆など気になるところを、ブラシ掛けしてシャーシブラックなどでスプレーしたり、ラバー部分にプロテクタントスプレーを吹いたり、電線のコネクタを外してコンタクトスプレーを吹いたりと、余計な事をしてなかなか進みません。

でも、業者がやってくれないところも手入れを出来るところが、自分でやるところの良さであると私は思いますよ。

アライメント・排ガス系は、設備がないので点検・修理は自分では無理です。しかし、大きくズレていなければ、テスター屋で調整してくれると、どこかのページに書いてありました。

(光軸もあわせてテスター屋に持っていって、大丈夫そうならユーザー車検に挑戦してみるか!他は一応整備出来ちゃったので、何とかなるだろう・・。)

無理だと思っていましたが、経験したかったのもあり、ここで決心したわけです。

整備の仕上げに、エンジンにオイルがにじんで汚れているので、フォーミング洗浄をしました。ついでに下回りとボディーを洗車して、冷却水のりザーバタンクに水を足す・・取敢えず準備は終了です。

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