”workshop”とは、「自主的に活動させる方式の講習会」という意味です。あなたも自己責任でユーザー車検に挑戦してみませんか。
ユーザー車検:Worlshop 2&4

まっくす さんのユーザー車検体験談 VII
ユーザー車検で「毎回ライトの検査の時はドキドキ」

2015.05

車両は93年式ヤマハGTS1000A、前回の検査では二灯式ヘッドライトが右側通行用の配光ということで不合格となり、急遽予備のH4一灯式に交換して何とか合格した経緯がある。

その後、H4バルブの暗さに我慢ができず、HIDバルブに交換。メーカー曰く「6000Kの車検対応品」のバルブに交換しショップのテスタで光軸を調整してもらってある。

ヘッドライト内のマーカーランプがなくなったので、市販のウインカポジションキットを使用しフラッシャーランプを車幅灯に利用(フラッシャー動作時は車幅灯が消灯するもの)。

また、純正サイズのタイヤが手に入らないので、最近のリッターバイクの平均的なサイズのタイヤを装着、そのほかは改造箇所なし。

事前に12ヶ月点検整備記録簿にしたがって点検し記録簿も申請書等とともに提出。

書類の手続きは前回と同じなので、検査のことについて記します。

まず、同一性の確認後、小さなハンマーでブレーキキャリパやアクスルナットなどのボルト緩みの検査。ブレーキディスク、ショックアブソーバ、ステップ、フレームの取り付けボルトなど前回よりも多くの箇所を確認していました。

続いて、ハンドルロックの確認と車体の幅と高さの計測。ハンドルの幅とスクリーン上端までの高さを計測、マフラサイレンサのヤマハの刻印も確認。

エンジンを始動しての灯火類の確認、今回はホーンの確認はしなかった。
忘れたのかもしれない。後部の反射器は確認したもよう。

ヘッドライトは「バルブは車検対応品」で一応調整済みでも、検査場のテスタで合格するかどうか不安でしたが、すんなり合格。すれ違い灯の配光確認はなし。

ブレーキは、まずローラーにタイヤを載せてからブレーキをかけずに少し空転させ、それからブレーキをかけてテスト。ブレーキの引きずりを見ていたのか。速度計は、42.0kmで合格。

93年式でマフラーは純正なので排ガスや騒音検査はなく、これで検査終了。

検査票にスタンプを何箇所か押してから、これで終了なので事務所に書類を提出するようにいわれる。

書類を窓口に提出、しばらくして新検査証と保険証等が渡されるので、検査証の内容を確認して終了となりました。

古い車でテスタでの検査項目が少ないせいか入場から退場までおよそ15分でした。

今回は車体関連の確認(ハンマー打検や計測)に時間をかけていたことと、すれ違い灯の配光とホーンの確認がなかったことが、前回と違っていた部分です。

前回とは担当検査員も違うので一概には言えませんが、今回はヘッドライトを交換していなくても合格できたかも知れませんね。



今回も節約した代金を消耗部品の交換や整備に回すことができます。

自分で点検したりする手間と受験の時間は必要ですが、一度挑戦すれば病みつきになること請け合いです。自分の車両の状態を知ることもできますし。

でも、毎回ライトの検査の時はドキドキですね。
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