”workshop”とは、「自主的に活動させる方式の講習会」という意味です。あなたも自己責任でユーザー車検に挑戦してみませんか。
ユーザー車検:Worlshop 2&4

まっくす さんのユーザー車検体験談 Xやはり光軸が鬼門!?

2016.09

2009年式、VMAX1700、純正オプションのHIDヘッドライト、LEDフラッシャ、フルエキゾースト、バックレスト、ショートリアフェンダに交換。

第一ラウンドを予約、事前に12ヶ月点検記録簿にしたがって簡単に点検を済ませておいた。

事務所の検査受付で検査票と重量税納付書をもらい、隣の自動車会館で申請書と手数料等を用意。

書類をそろえて窓口(ユーザー車検の書類入れ)へ提出。このときバイクの所有者かどうか、検査ラインに入ったことがあるかを聞かれた。初めての場合はなにか指示があるのかもしれない。
返却された書類を持って、検査ラインへ。(検査票には本人受検の旨の記入があった)

小雨のためか、受験車両が少なく、四輪も含めて8台ほど待機。二輪は1台のみ。

時間になって検査開始。マフラーを交換してあるので、ガス検証明書といっしょに書類をわたす。

車台番号など同一性の確認のほか、車体の計測、各ボルトナットの打検、ミラーの面積、ステップのゆるみなどを検査。かなり時間をかけていた。

エンジンを始動して灯火類、ホーンの検査。問題なし。

つづいて排ガス検査、プローブを排気口に入れてしばし待っていると3つ「○」が点灯して合格。記録機に検査票を挿し入れて記録。
騒音検査は機器をセットし、所定の回転数までエンジンを回して検査。90dbで合格。ガス検の書類はしっかり確認していた。

ヘッドライトは下向きすぎて不合格になってしまった。テスタを見ながら「レベライザー」等がついているのかと聞かれたので「ない」と答えたところ、かなり下向きだとのこと。
ハンドルをひいてフォークを伸ばしてみたが、それでも不合格。
(6月にフォークのオーバーホールをしていたことをすっかり忘れていた。)

気落ちしたまま、ブレーキとメーター検査。
重量車だと油断すると転倒の危険があるので注意が必要であるが問題なく合格。

結局、光軸のみ不合格で書類を返された。

雨が強くなってきて雨具を着てても辛いものがあったが、事務所裏の自動車整備会館にある予備検査場へ。
前回より値上げされていたが(4,010円、消費税分値上げか?)、やむを得ない。
検査場へ行ってきたかと聞かれたので、下向きで不合格になったと伝える。
検査場より高級そうなデジタル式らしいテスターで調整。
VMAXの調整ねじはライト裏の狭いところにあるのでフレキシブルなナット回しを使って、上下、左右二人がかりで調整してくれた。結構下向きだったようでかなりねじを回して調整していた。

雨の中、検査ラインに戻って再検査。合格。
出口近くにある総合判定所で、書類のチェックを受けるよう指示される。
書類を提出するとしばらくして、2年のところに検査印が押されて帰ってくる。

返却された書類一式を事務所窓口の受付窓口に提出。しばらく待っていると名前を呼ばれるので新検査証と検査標章、保険証など受け取る。
検査証の内容に間違いがないか確認して問題なければ終了である。

光軸調整の費用が余分にかかってしまったが、やはりフロント周りの修理などをした場合は事前に光軸の確認をしておけば安心。
他の検査場とちがって前輪を固定する装置がないので、多少の左右の振れは何とかなりますが上下についてはごまかしができません。



何度やっても光軸検査は鬼門ですね。
この緊張感も自分で受験するから味わえるもので、わざわざ時間を作って自分でやる理由かも知れません。

あとはショップでプロによる点検と整備を受けて終了です。
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