”workshop”とは、「自主的に活動させる方式の講習会」という意味です。あなたも自己責任でユーザー車検に挑戦してみませんか。
ユーザー車検:Worlshop 2&4

hiroさんの熊本運輸支局にて初めてのバイクのユーザー車検

熊本運輸支局にて初めてのバイクのユーザー車検を受けてきましたので、報告します。(平成20年8月)
手順は以下のとおり。

まずは4日前に「自動車検査インターネット予約システム」にて予約。午前中の第2ラウンド(受付10:15〜11:45)を選択。

当日は事前に見学するつもりで、受付の1時間前に到着。

1.敷地内入って左手の建物が運輸支局事務所。ユーザー車検窓口(1番)にて「初めてなんで・・・」と伝えると、必要書類等を書いた紙を渡され、親切に手順を教えてもらう。

2.事務所の隣の陸運協会の建物で「バイクの継続審査に必要な書類を・・」というと一式購入できる。(70円)

3.同じく陸運協会内のすぐ隣の窓口で検査にかかる手数料(印紙400円、証紙1,300円)と自動車重量税(印紙5,000円)を支払い、印紙と領収書をもらう。

4.運輸支局事務所に戻り、カウンターで記入例および自分の車検証を見ながら必要事項を記入する。

5.受付まで時間があるので、第1ラウンドで受験している様子を見学コースから眺めて予習する。

6.受付時間になったので、ユーザー車検窓口(1番)に書類一式を提出、チェックを受ける。

7.いよいよ検査ラインへ。ラインの入り口にくると検査員の方ががすぐにやって来る。

8.まずは外観検査。エンジンをかけて、ヘッドライトのハイロー切り替え、ウインカー、ホーン、ブレーキランプのチェック後、エンジン停止し、車検証を見ながら、車台番号の確認、幅、高さの計測、各種ボルト類のゆるみのチェック、走行距離のチェック。

9.検査終了後、「要領わかりますか?」と聞かれたので「初めてです」というと、「じゃあ誘導しますね〜」とこの後最後まで誘導してもらった。

10.前進して計測機械のローラーに前輪を乗せ、ギヤをニュートラルに。まずはメーター検査。左足元の白いスイッチ(細い鉄板が縦に埋まっているようなもの)を踏むと、前輪が回転し始める。メーターが40キロのところでポンと左足のスイッチを離す。OKなら前方の電光掲示板に「○」が出る。

11.続いて前ブレーキ検査。前ブレーキを離して左足のスイッチを踏むと、前輪がゆっくり回りだそうとするので、電光掲示板の合図(および検査員の合図)で前ブレーキをぎゅっと握る。フロントがぐぐっと持ち上がるのでびびらないように。OKなら「○」が出る。

12.続いて後ブレーキ検査。ギアをいれ、ゆっくり前進して今度は後輪をローラーに乗せる。
ニュートラルにし、後ブレーキを離して左足のスイッチを踏むと、後輪がゆっくり回りだそうとするので、電光掲示板の合図(および検査員の合図)で後ブレーキをぎゅっと踏み込む。リアがぐぐっと持ち上がる。OKなら「○」が出る。

13.最後にヘッドライト検査。ギアをいれ、ゆっくりと前進し、白線にヘッドライトをあわせてニュートラルに。ライトをハイにして、(私のバイクは2灯式なので、左のロービームを持っている検査票で隠し(てもらい)、)左足元の白いスイッチを押すと前方に機械がせり出してきて勝手に(?)検査する。10秒ほどで終了。OKなら「○」が出る。


14.前方に進み、左手の機械に書類を通して(もらって)、バイクを降り、隣のブースの窓口で確認印をもらって、検査ラインは終了。

15.自賠責に入っていなかったので、再び陸運協会へ行き、最終合格印のついた検査票と旧自賠責保険証を提出して、次の車検までの自賠責に加入(13,400円)。

16.運輸支局事務所の窓口(3番)へ行き、指定されたとおりの順番に書類を並べて提出すると、数分で名前を呼ばれ、新しい車検証がもらえる。


<感想>

事前にバイク屋で12ヶ月点検を受けていたこともあり、全く問題なく合格することができた。
私の他にも数名ユーザー車検の方がおられ、職員の方も親切に教えてくれるので、とまどうこともなく、スムーズに受けることができたと思う。事前に勉強して必要書類を揃え、時間に余裕をもっていけば、車両に問題がなければあっけなく新しい車検証を手にすることができる。

自分のバイクへの愛着も増すことでしょう。

貴ホームページを大変参考にさせていただきました。ありがとうございました。

※私のバイクは年式が古いため、排ガス検査はありませんでした。


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