”workshop”とは、「自主的に活動させる方式の講習会」という意味です。あなたも自己責任でユーザー車検に挑戦してみませんか。
ユーザー車検:Worlshop 2&4

774R さんの熊本陸運局での初めてのユーザー車検

熊本陸運局にて初めてのユーザー車検を受けてきましたので、与力になればと報告します。(平成22年4月1日)
車検を行った車両はXJR400です。

試験前に準備したことは、
  • 試験予定日の2日前に「自動車検査インターネット予約システム」にて予約。午前中の第2ラウンド(受付10:15〜11:45)を選択。
  • 日頃からメンテを行っていたので、消耗品の交換などは特にやっていませんが、ステップを純正交換、ハンドルを社外品に交換していたので構造変更を出しました。
  • 一番悩んだのがマフラーの音量でした。購入した際に社外のフルエキに交換されており、恐らく通らないだろうと思っていたので、エンドバッフル、グラスウールをつめこみ、かなり静かにしました。
     ※このやり方は応急処置でしかないので、あまりオススメはしません。
    しかし、純正のマフラーを買う必要はありませんでした。
  • 構造変更について事前に電話にて質問すると、ハンドルくらいだったら当日に変更書類を書くだけでいいよと言われたので、特に何もしませんでした。
  • 光軸調整は近くにあるであろうショップさんでやってもらおうという安易な考えで臨みました。

当日は予約の2時間前くらいには到着・・・・予定でしたが、光軸の調整屋さんが見つからず、結局30分前のギリギリに到着しました。

1.敷地内の運輸支局事務所(1番のユーザー車検窓口)にて、初めてだということを伝え、丁寧に書類の購入方法、書き方の例などを教えてもらう。

2.隣の陸運協会の一番奥の窓口(重量税窓口ではない)にて必要書類(継続車検)を購入(70円)。

3.同じく重量税窓口にて検査にかかる手数料(印紙400円、証紙1300円)と自動車重量税(4400円)を支払い、印紙と領収書をもらう。

4.構造変更も同時に行うので、2の場所で変更申請書(OCR2号)を購入し(30円)、3の場所で変更手数料300円を支払う。

5.事務所にて、記入例および車検証をみながら記入する。

6.受付時間になったので、ユーザー車検窓口(1番)に書類一式を提出し、チェックを受ける。

7.検査ラインへ。当日は小ぶりの雨だったが二輪受験者は結構いました。ライン入口にて待機。

8.検査員の方がやってきて、外観チェック。各種ボルトのゆるみチェック、エンジンをかけ、ライトのハイ&ロー、ウインカー前後左右、ホーン、ブレーキランプのチェック後、エンジンを停止し、車台番号の確認、高さ、幅の計測(今回は構造変更を行うので、再度新規ラインでの再受験となる)。

9.検査終了後、ラインで待っていると新たに通りかかった検査員の方が話しかけてこられたので、初めてだと伝えると、最後まで誘導してもらえた。

10.前進して計測機械のローラーに前輪を乗せる。ギアをニュートラルに変え、足元の計測スイッチを押すと、前輪が回転し始めるので、40km/hになったとき(もしくはその少し手前くらい。検査員の方が言われた)にレバーから足をどける。合格なら電光掲示板に「○」とでる。

11.次は前ブレーキ検査。足元のスイッチをふむとタイヤの左右から壁がせり出てきて車体をまっすぐに訂正する。グラグラするので注意。前輪が回転し始め、電光掲示板に「前後ブレーキをかける」とでるので思いっきりかける。合格なら「○」とでる。

12.次は後ブレーキ検査。車体を前進させ、後輪をローラーの上にのせて、ギアをニュートラルに戻す。スイッチをふむと、同じく車体をまっすぐに訂正され、掲示板に「前後ブレーキをかける」とでるので、思いっきりかける。合格なら「○」とでる。

13.排ガス規制車ではないので、次の検査はスルーする。

14.最後は難関の光軸調整。前進して白線にヘッドライトをあわせ、ハイビームに切り替える。足元のスイッチを踏むと機械がせりだしてきて検査を行う。合格なら「○」と表示される。(自分は2回目の再検査にて合格)

15.各検査にて合格した際に検査証にチェックをする。

16.構造変更をするため、隣の新規のレーンに並ぶ。検査員の方がでてきて、幅、高さを測定し、変更申請にチェックする。(幅はレバーの端から端だった)

17.検査場中央付近のオレンジの建物にてチェックをしてもらい、確認印をもらって検査終了。

18.構造変更を伴うので、5番窓口に書類を提出すると、数分で名前を呼ばれ、新しい車検証とシールがもらえる。

<感想>

ほとんどのメンテを自分でやったのでドキドキだったが、再検査は光軸調整とボルトの緩み1個所のみで合格できた。

一番苦労したのは光軸調整で、試験場付近には車の調整屋はあるもののバイクはできないと言われ、何件も回ってたどり着いたバイク屋さんで目視にてやってもらうことができた。(代金もサービスでいいよと言われた。)

検査員の方がついていてくれたので、光軸検査失敗の際に「10cmくらい高い位置にあるので、すこし直して再受験してください」と教えてもらい、2度目で合格できた。

結構族車?チックなバイクもきていたので、少し驚いた。

貴ホームページを大変参考にさせていただきました。ありがとうございました。

日頃からメンテをするのが好きな方、是非やってみることをオススメします。
バイク屋さんに頼むよりも半分以上安くなりますよ。

最後に、親切な窓口の方々、検査員の方、バイク屋の方のおかげで無事車検に合格することができた。どうもありがとうございました。

車検費用
     自賠責保険(24ヶ月)        13400円
     マフラー用グラスウール       1323円
     継続車検用紙代            70円
     検査手数料              400円
                       1300円
     構造変更用紙代(OCR2号)        30円
     変更手数料             300円
     重量税               4400円

合計               21213円


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