”workshop”とは、「自主的に活動させる方式の講習会」という意味です。あなたも自己責任でユーザー車検に挑戦してみませんか。
ユーザー車検:Worlshop 2&4

あおちぱぱ さんの京都南自動車検査場での継続車検


2005年9月、台風が近づき、雨の中、噂の「京都南自動車検査場」で小型二輪(CB750LT)の継続検査を受けてきました。
10時半から検査が開始されるとのことなので、10時半前に検査場に到着。
雨が降っていたので、雨合羽、ヘルメットという少々怪しい格好で、事務所に入りました。

「印紙や用紙等は別棟の関係団体で入手せよ」との張り紙を見て、別棟へ向かいました。
事前に書類の記入、自賠責の加入を済ましていたので、書類ホルダーに挟んであったもの(書類一式)をおばさんに渡すと、適当に必要な書類を抜き出し、印紙類をペタペタ貼ってくれました。

お金もその書類ホルダーに封筒に入れてありましたので、おばさんが抜き出し、代わりにお釣りを入れてくれました。(検査代1,400円+重量税5,000円)

前述のような格好なので、大変助かりました。
事務所に戻り、書類ホルダーごと「ユーザー車検受付」に渡すと、書類や点検整備記録簿を確認し、「バイクに乗って1コースに行ってください。」と言われました。
外に出ると幸い雨は小降りになっていました。

通常の検査のコースは1と2コースがありました。
どうも小型乗用自動車は2コース、その他は1コースのようでした。
この日の1コースには、ダンプやトラックなどばかりでした。
数台の待ちがありましたが、数分もすると順番になりました。
どうしていいのかわからずオロオロしていると、検査員がマイクで「ブレーキの検査をします。左右どちらかのローラーの上に前輪を乗せてください。」とのアナウンス。

サイドスリップ板の奥、左側のローラーに前輪を乗せると、マイクで「下げます。前輪ブレーキかけて下さい。オッケーです。今度は後輪を乗せてください。」。
車体を前に移動し、ローラーに後輪を乗せると、「下げます。後輪ブレーキかけて下さい。オッケーです。前の車が進んだら前進してください。」とスピードメーターの検査は無し。

前のダンプがヘッドライトの検査が終了し、私が前進してヘッドライト検査機の前で待機していると検査員がやってきて、「ヘッドライト、上、下、方向指示器、右、前輪ブレーキ、後輪、ホーン」とテキパキとした指示に合わせて灯火の点灯等を行う。
「じゃ、オッケーです。前の車が行ったら、左に寄せて止まってください。」との指示に、ヘッドライトや排気の検査もなく「カンコン検査」へ。
検査員がやってきてプラスティックハンマーで「カンコン、カンコン」。
「書類出してください。」の指示に書類ホルダーごと渡すと、書類の検査、車台番号、原動機型式などを確認し、はんこを「自動車検査票」にペタペタ。

「はい結構です。」と書類ホルダーごと返してくれました。
事務所に戻り、おねえさんの前に書類ホルダーごと置いておくと、5分ほどで呼ばれ、継続検査終了。
終了時刻11時でした。

噂どおり、スピードメーター、ヘッドライトの検査どころか、排気の検査もありませんでした。
「京都南自動車検査場」は構造変更を行っていないので、構造変更の必要を指摘されたらまずいと考え、同日午後に「京都運輸支局」も予約していましたが必要ありませんでした。

四輪の検査は幾たびか受検していたのですが、二輪の検査は始めてだったので多少緊張していましたが「アッサリ」が実感です。
仕事の都合で全国を転々としていますが、ちょっと気づいたことがあります。(名古屋、広島、京都しか知りませんが・・)

書類についてですが、軽自動車検査協会は、「マークシート」、「重量税納付書」、「自動車検査票」など全国共通ですが、運輸支局の場合、「マークシート」は全国共通ですが、「重量税納付書」と「自動車検査票」については運輸局ごとに異なっています。

Produce by Tak34