”workshop”とは、「自主的に活動させる方式の講習会」という意味です。あなたも自己責任でユーザー車検に挑戦してみませんか。
ユーザー車検:Worlshop 2&4
がてうさんの抹消状態から新規車検を取得

今回の対象車は、前回このサイトを参考にして抹消状態から新規車検を取得した、61年式ZG1300です。
それから早いもので2年経ち、19年12月の継続検査の時期がやってまいりました。

前回は新規検査ということで、登録地の滋賀検査場で受けましたが、今回は継続ですので、過去に何度か車検を受けた経験がある京都試験場で受ける予定でした。
しかし、仕事が休みの日に予約がとれず、また天候の都合もあったことから、前日でも予約がとれた京都南検査場で受けることになりました。

このサイトで検査官が親切というような書き込みを見ていたため、一度受けてみたいとは考えていたのですが、当日は寒さが厳しく、やはり違う日にいつもの京都検査場で予約を取り直そうかと考えました。
しかし、これから先、検査が切れるまでの限られた日の中、冬場ということもあり晴天の日に休みが取れる可能性を鑑み、その日に南検査場で受けることにしました。

予想はしていたのですが、南検査場は受験車が少なく、特に私が受けた時間帯の二輪車は私だけでした。
二輪車専用コースがないことは説明して頂いたのですが、誰かほかの方が2輪で受けている場面を見ることが出来ると参考になると思ったのですが、その意味では不安でした。

最初のブレーキテスターも勿論4輪用ですので左右の2列どちらに乗せれば良いのかわかりません。そこで適当に右側乗せましたが、前の車が随分前に行ってしまっても、私の検査は始まりませんでした。「あれ、間違いかな」と思いましたが、「お待たせしました。今からブレーキ検査します。」と放送が入り検査が始まりました。

ブレーキ検査が何なく終わると、「バイクはスピード検査ありません。ライト検査を行いますので、ここまで来てください。」と言われ、検査機の所まで進みました。

前回、ライトの光軸検査で8回も落ちた経験があったので、今度は往路知り合いのバイク屋(民間車検認定)に立ち寄り、光軸調整だけさせてもらおうと思ったのですが、「南試験場でユーザーなら、何とかしてもらえるので、そのまま行けばいいよ。勿論どうしても通らなければもって来なさい。」と言われ、「何とかしてもらえる」の意味は判らないままそのまま受験しておりました。

ただ言われたとおり、ライトのねじは緩めすぐに動かせるようにしておきました。
検査では予定通り?光軸がずれており、NGでした。しかし、検査官から「低すぎるんで、その場でヘッドライト上に上げられますか?」と問われたので、「はい、手で動かせます。」と答え上に向けていったところ、検査官から「ハイ、そこでOKです。」といわれました。

あんまり簡単に済んだので唖然としているうちに、「前に進めて下さい。」と言われました。

最後はハンマーによる検査がありましたが、その後は検査官と二輪についての雑談を2・3分して、それでも全工程が5分程度で終わりました。

帰りに例のバイク屋に寄り礼を言うと、「ネイキッドでライトがすぐに動かせるバイクはなんとかしてもらえたやろ?」と笑いながら言われました。

ちなみにカワル付きはこうはいかないので、事前にちゃんと調整することを勧めるとも言っておられました。

ただ、事前に車検の為の整備を行った際に、ビキニカウルを外しライトを動かし易いようしていたのは正解だと思いました。
結論として、南検査場もバイクの光軸検査があるようになりましたが、検査官がとても親切ですので、やはりユーザーにはお勧めだと感じました。

事務や売店もあまり忙しくないようで殺伐としておらず、全体として優しい感じで好感が持てました。
私個人は、今後は京都南で受けようと思っておりますので、近隣府県の方も一度利用されることをお勧めします。
※但し、京都南は継続検査のみ対象です。

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