ブラックバード さんの長岡でのユーザー車検体験
平成21年8月にゼファー1100の車検を長岡で受けました。
なんといっても初めての事なのでいろいろ調べて準備を進めました。
整備については、まずネットで2輪用点検記録表を手に入れ、それに沿って進めましたが調子もよいのでほとんど目視程度でした。
プラグだけは点検しようとガソリンタンクを外しましたが手持ちのプラグレンチが合わず断念、特に指摘されることもないだろうとそのままタンクを戻しました。
オイルもまだ交換時期でないのでそのまま。ブレーキパッドが充分残っている事を確認し、後はランプ類と各部のゆるみ点検。ナンバー灯も2灯とも球切れが無いか、
またホーンが鳴らないで不合格も多いとの事なので鳴らしました。タイヤの溝も充分と判断。
気になる光軸ですがネイキッドの一つ目は多分大丈夫と信じてそのままです。駄目だったら光軸屋で調整してもらおう。
8月13日の第2ラウンドを予約。書類を挟むバインダーや自賠責なども用意して当日を迎えました。
心配していた雨もどうやら持ちそうです。
検査ラインに入る時にヘルメットや荷物が邪魔になるとの情報なので、荷物用ネットとリュックサックを持ちました。これは役立ちました。
陸運事務所の向かいに光軸を調整してくれる諸橋事務所があることを確認しつつ9時に到着しました。
ユーザー車検の窓口に行って聞くと、やや横柄ながらも親切に教えてくれました。もたつきながらも何とか書類を書き揃えて提出しました。
ところが鉛筆で書けと言われたので全部の書類を鉛筆書きしたところ、OCRシートというやや厚い紙だけ鉛筆で他はボールペンでとのこと。
返されたので上から書き直して書類はOKとなりました。
第2ラウンドまでは、まだずいぶん時間があるのですが2レーンで検査官に聞いてみなさい、と言われるのでいよいよ検査ラインに向かいます。
お盆のためか待っている車やバイクは見えません。2レーンへ行くと検査官が近寄ってきます。
第2ラウンドなんですがと聞くと良いとのこと。書類を渡して初めてなのでお願いします、と言うと、あぁ大丈夫ですよとやさしい答えが返ってきて気が楽に。
まずエンジンを止めてハンドルロック、外観検査。長い柄のハンマーを持っていたがそれを使うことはありませんでした。
ギヤチェンジの所をのぞき込んで1N2345が書いてあるか見ているようだった。
続いてエンジンをかけてヘッドライトの切り替え、ウインカー、ブレーキランプ、ホーン(やっぱり)元気に鳴ってこれで外観終わり。
次にレーンに入るよう指示があり最初はスピードメーター、ここを踏んでバイクのメーターが40kmになったら足を離してね、ハンドルをしっかり持って、と親切です。
次に前後のブレーキ。指示に従って簡単に終わる。ここまで合格なのかどうかよくわからない。
いよいよ光軸だ。心持ちエンジンの回転を上げてじっとしているとテスターが不安定に動いて計測している。
しばらくすると右前方の表示板にぱっと○印がついた。えっ合格なの?半信半疑でいると検査官がはい、いいですよ。と教えてくれて合格したことがわかった。
やったー!1発だ!検査自体は10分くらいだったと思うが緊張していたのでよくわからない。
最初から終わりまでずっと検査官が付いていてくれたので安心でした。
それからどうして良いのかわからないので検査官に聞いて緑色の紙を機械に差し込んで記録し、きょろきょろしていたら向かい側のボックスみたいなところで手招きしている。
そこでなにやら書き入れて返される。これで終わりですかと聞くと窓口に行けとのことで最初の窓口へ。
先ほどのおじさんが、あれっ、これも鉛筆で書いたの?ボールペンで書けと言ったでしょっ、となんだか嫌そうにもう一枚紙を返された。
確かに赤いボールペンで書き込みがある。あの時2枚返してくれればちゃんと書いたのにと思ったが素直に従う。
お盆で暇そうだったが休んでいる係員もいて大変なのか、ちょっとなぁ。
新しい車検証を発行してもらって無事に終了。時計を見ると10時になっていない。あっけないほど簡単だった。
なんといっても光軸が1発で合格だったのが口笛が出る程うれしかった。
外へ出るとホーンをいじっているバイクがいる。もしかして鳴らないで不合格か?気の毒に。
今回の費用ですが
自賠責 13.400円
重量税 5,000円
検査料 1,700円
用紙代 26円
合計 20,126円 でした。 自賠責が安くなった反面、検査料が高くなって調べた金額とはちょっと違っていましたが安く済んで良かったです。
|
|