”workshop”とは、「自主的に活動させる方式の講習会」という意味です。あなたも自己責任でユーザー車検に挑戦してみませんか。
ユーザー車検:Worlshop 2&4

TOSさんの栃木陸運支局での体験談

2006年6月
殆どこのサイトどおりで内容がダブりますが、細部違いも有ったので、長々と全て書かせていただきます事をお許しください。

バイクは'02年CB400SF、完全ノーマル、走行約1万キロです。

先ずバイクを完璧に整備する、特に不具合は無いので、各部点検と油脂交換。
リヤブレーキパットがそろそろ替え時だが、車検時は効けばok、後で替えよう。
キャブとヘッドライト光軸の調整は、測定器が必要なので、自動車ディーラーへ行って排ガスとヘッドライト測定器を借りた、調整は勿論自分で。

次に、車検場の予約、

自動車交通局のホームページの登録・検査ガイドの、検査手続きへ、ここの、「検査の予約はこちらから」で予約出来ます。
国土交通省ホームページの組織別情報欄の自動車交通か、栃木陸運支局のホームページの車検手続きの検査手続きからもリンクが有ります。

車検証を用意してからアクセスします、暗証番号は好きな物を用意、予約ができたら、画面をプリントアウトします。

予約番号や検査場名、予約する時に入れた番号と、予約日、時間、必要書類のリストが書き出されるので、書類を用意する。
暗証番号はプリントされませんが予約の変更や取り消しの時に必要です。

書類は、四輪乗用車の物と同じで、リサイクル券は当然不要。
点検整備記録簿は無くても可、整備しなくても受かる自信があれば、そのまま行けます。

・継続検査申請書
薄いベージュ色で、ピンク色の枠が一杯ある、この枠は機械で読み取るので鉛筆で丁寧に書く。

・自動車検査票
青い色で、両面に色々書いてある、検査工程の主役です。

・自動車重量税納付書(検査対象軽自動車)
白くて薄くて書く所も少ない、重量税の印紙を貼るためだけの紙。

このサイトの説明通り書いていけば大丈夫でしたが、書き方が判らなかったら窓口で聞きけば、教えてくれます、
自信の無い場合は当日窓口で確認してから書くと良いでしょう。

走行距離を書く欄は、陸運支局から遠い方や、**998Kmとか、
百キロ単位が変わりそうな時は、当日現場で書いた方が良いかも知れません。

又、陸運支局に行く前に、用意する物は、

・自動車損害賠償責任保険証明書
いわゆる「じばいせき」これは車やバイクを売っているお店なら何処でも加入できるでしょう、店によっては上記三種類の用紙も有ったりします。

・自動車検査証
いわゆる「しゃけんしょう」バイクに搭載してある筈です、
自動車損害賠償責任保険に加入する時も必要です。

・平成○○年度(継続検査用)軽自動車税納税証明書
「のうぜいしょうめい」とか「かんのうしょうめい」です
有効期限と、使えない場合の注意書きが有るので、よく確認しましょう。

当日は予約開始時間に余裕を持って行きましょう、
私は余裕を持って出発したおかげで工事渋滞の20分のロスも、落ち着いて走れました。

早めに行くともう一つ良い事が、
検査場がすいている日なら、検査の順番待ちが無くなってしまうので、予約した時間より早くても、コースに入れてもらえる事があります。

栃木陸運支局は増築、拡張を重ねたせいか建物が四つに分かれています。
車検証に書いてある事が変わった時の手続きをするA棟、車検証の有効期間を更新するB棟、お金に関る事をするD棟、そして、検査をするC棟です。

陸運支局敷地は出口と入口が決まっていますので、必ず入口から入ります、駐車場にバイクを止めたら、入口の直ぐ右手、壁にBと書かれた、周囲を木に囲まれている建物に、ユーザー車検受付窓口が有るので、予約時にプリントアウトした紙と、他の書類を一緒に出せば「予約確認」してくれます。

書類に不備が有ると、どうすれば良いか教えてくれます、

私は重量税と、検査手数料の印紙が貼ってなかったので、陸運支局入口奥の左手、壁にDと書かれた横長の建物の、入って直ぐの、代書のとなり、重量税の看板の窓口に、書類を出し、重量税5000円と検査費用1400円を支払います。

自動車重量税納付書に重量税の印紙、自動車検査票に検査費用の印紙が貼られ、自動車税完納スタンプが押されて戻ってきます。

再びユーザー車検受付窓口に戻り、自動車検査票に受付他数個のスタンプを貰ったら、いよいよ検査です。

一番左の車線に沿ってバイクを走らせて行くと、検査機器が沢山有る建物の左端に、バイク専用の検査機器が並んだコースが有ります。

前の人のを見て真似しようと思っていたのに、誰も居ない(汗)。
どうすれば良いか判らずに建物の前で止まったら、検査官に手招きされて、建物の中へ。

機械の前のスペースに止めて、書類を預ける。
「ライト、切り替え、ウインカー、反対、ブレーキ」等と指示が来るので、その通り操作します、最後に「エンジン止めてください」。

かなり遠慮がちに、各部のネジを叩き、車台とエンジンの番号をチェック、自動車検査票に、はんこ押してくれます。

「初めてですか?」と聞かれたので「はい」と答えたら、付きっきりで検査機器とバイクの操作を教えてくれました、
機械の操作盤はこのサイトの物と同じでした。

私のバイクは、後のタイヤでスピードを計るので、スピード後輪のボタンを押します。

ブレーキやスピードメーターの検査はそれぞれのタイヤを、ローラーに乗せると、前に見える掲示板に指示が出るので、前にある掲示板の指示通りにバイクやフットペダルを操作します。

左足付近の長い棒状の「フットペダル」を踏むと、機械が動き出します。
機械に対してバイクの位置が、左右にずれていたりすると、バイクのタイヤが横から押され、最後にガッチリ挟みます、注意が必要。

手順はこのサイトの通りでした、フットペダルから足を離したりしなければ、時間的には、焦らずに確実に操作すれば大丈夫です、10秒って結構長いです。

ヘッドライトも同様で、バイクの位置合わせ機能に注意、ライトをハイビームにして、しっかり垂直に支えます。

ライトの機械が横に退いたら、バイクを進めて、次の機械の前に、置き、その横にある、自動記録機に自動車検査票を入れるとスタンプが押されます。

最後に排気ガステスターのホースに繋がっている細い金属パイプをマフラーに差し込んで、しばらく待つと掲示板に結果が出て終了。

検査官がもう一つはんこを押してくれます。
整備済みだから合格して当然なんだけど、ホッとしますね。

出口の駐車場にバイクを止めて、四輪コース出口のボックスで機械の制御盤を操作している人に、
合格判定印をもらってから、再び最初の受付に書類を提出します、

係りの方が、継続検査申請書を機械に入れると、新しい自動車検査証とステッカーが、機械から出てくる。
機械で読み取るから丁寧な字で書かないといけないのね。
名前を呼ばれるので、書類を受け取り、手続き完了。

ナンバープレートのステッカーですが、貼る時にズレても貼り直しは出来ません、注意しましょう、
又、古いステッカーの糊を落とすのに苦労しますので、パーツクリーナー等を用意しましょう。

係りの方が、こちらが素人だと判ると、色々教えてくれて助かりました。
初めての私でしたが、お役所とは思えない親切な対応で、スムーズに車検が完了しました。

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