”workshop”とは、「自主的に活動させる方式の講習会」という意味です。あなたも自己責任でユーザー車検に挑戦してみませんか。
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がてう さんの平成18年抹消済みの新規検査(平成25年)

 7年前にこのサイトに導きにより抹消車を新規検査登録しましたが、以降継続検査しかなく、今回(2013年8月)はそれ以来の新規検査となりました。

 受験車両を平成18年抹消済みのXJ750E(1981年式)です。エンジンのみ実働の現状で購入しましたが素性がよく、タイヤ交換、キャブOH、ブレーキ調整、フォークシール交換、オイル類交換等の整備ですぐに実用状態になりましたので、「綺麗にすることは後回しとして、車検を受けよう」と思い立ちました。

 その日の朝にネットで予約して検査を受けたのですが、予約に事前登録が必要になるなどシステムが少し変わっており、戸惑いました。

 市役所住民課で仮ナンバーを取得して滋賀陸運事務所に行きますが、仮ナンバーは4輪用のサイズしかなくねじ位置が合いません。
以前の経験からステーを用意しており困りませんでしたが、何とかならないものかと思いました。

 現場について、再度車両を一巡して確認すると、一番左のキャブの1つのフロートパッキンからかなりガソリンがにじんでいました。

 キャブOH時に交換必要とは分っていたものの、部品が廃番のため液体パッキンを塗って再利用しました。「やはり漏れたか」と思い、ウエスで拭いても湧き出るように滲んでくるなら受験はやめようと覚悟しましたが、滲みは止まり受験することとしました。

 当日は14:30の予約でしたが空いており、13:30ぐらいに並ぶと前には誰もいません。進入してよいものか悩みましたが、後続の業者の方が「もう、入っても構わんで」とおっしゃったので、前に進み検査を開始しました。
しかし、久しぶりの車検でテスターの使い方を忘れている部分があり、業者の方に先に入ってもらって、それを見ればよかったと後悔しました。

 さて、今回も一番の難関はヘッドライト光軸検査です。
今回はショウウインドウの反射を利用して調整する方法を知り、その方式で調整し一回目で難なくパスしました。

 有人検査の採寸等はノーマルですので全く問題無かったのですが、灯火検査時にウインカーが点滅しません。
ライトを点灯すると点滅しないようです。セルが問題なく回る電圧ためリレーが悪いようです。ライト点灯時の確認しなかったことを後悔しましが、少し回転をあげると点滅し合格しました。なお、なぜかホーンの確認は行われませんでした。

 結論として、ヘッドライト検査は苦労しませんでしたが、やはり見落としやすいのは灯火類だと痛感しました。

受験してみると、いろいろと勉強になり整備等のスキルも身に付きます。経済的な面でなく、そのような意味で皆さんも是非チャレンジしてください。

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