Workshop 2&4 >> 自動車編
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ブレーキ・スピードメーター検査 (後輪駆動車)テスター手前のローラーに車輪を載せたら検査が開始されます。まずは,フロントブレーキの検査です。テスターに載せたらFR(後輪駆動)と言えどもギアは当然ニュートラルにしておきます。エンジンはかけたままにしておきます。ローラーの間にある台座が沈み込みローラーが回転を始めます。「ブレーキをかける」と表示されたら力一杯踏み込みましょう。 本当は,ブレーキの効き具合の基準は細かく決まっているのでしょうが,検査官詰め所のモニターに数字で表示されていても受験者には分かりませんし,このテスターでやる限りタイヤをロックさせるくらいの気持ちで強くかければ絶対に受かります。(*注) なんと言っても結果は,の2通りしかないのですから。(^_^;) フロントブレーキが済めばローラー間の台座が浮き上がり前に進めるようになります。次は,リアブレーキの検査です。車を前へ進めリアタイヤをローラの間へ載せます。要領は,フロントブレーキと同じです。気をつけないといけないのは,車を止めたときに駐車ブレーキを引いておかないことです。停めたらブレーキのクセがある人は注意してください。もちろんギアはニュートラルで受けます。とにかく思い切り踏めばよほど整備不良でない限り問題なく受かるでしょう。リアブレーキが終われば,駐車ブレーキが後輪で動作する車(一般的にはこのタイプが多いですね)の駐車ブレーキの検査です。上記でも書きましたが,思いっきり引け(踏め)ばOKです。 リアブレーキの検査が済んでもすぐに車を移動しないように注意してください。続けて駐車ブレーキの検査があります。電光掲示板などの指示を見逃さないようにしてください。「駐車ブレーキをかける」とでたら思いっきり引きましょう(車のタイプによっては踏みますね)。これも「ブレーキが利く」か「効かない」かの結果しかありませんから中途半端なかけ方は不合格になってしまう恐れがあります。 ブレーキ検査が済めばローラー間の台座が浮き上がり前に進めるようになります。写真のようにスピード検査用のローラーにタイヤを載せます。写真だと手前のローラーになっていますね。並んで奥側がブレーキ検査用のローラーです。 車を停止したら,天井から垂れ下がっているスイッチボタンを取ります。上の写真で運転席にコードが延びていますね。この様にメーターを確認しながら「スピード申告用押しボタン」を押せるように運転席の窓からスイッチを車内に取り込むか,窓から腕を出しスイッチを押す事になります。なんと言ってもスピードメーターから目を離してボタンを押すタイミングを間違うと再検査になってしまいますからね。 なお,窓から手を出してスイッチを取れない場合は,慌てずにいったん車から降りてスイッチを取り再び車に乗り込みましょう。まずあり得ない話ですが,車がローラーの勢いで前に行ってしまうこともないとは限りません。したがって,ドアを閉めいつでもブレーキをかけられる体制で検査を受けましょう。 スピード検査は,ボタンを押すとローラーが回り始めます。車のメーターが40km/hを指した時点でボタンを押します。誤差は,プラス方向で15%,マイナス方向で10%以内であれば合格します。 タイヤを純正サイズから極端に換えていない限りまず受かるでしょう。ただ,極端なインチアップや指定サイズからかけ離れたサイズのタイヤをはめていると誤差の範疇におさまらない事もあり得ますのでご注意を。車体からタイヤがはみ出さない限り外観検査では何も言われなくなりましたが,メーターの誤差の範疇に入っていないと検査不合格になるのでご注意を。 注:強くかければ検査に受かるからと言ってブレーキパッドやブレーキオイルの交換を省略するのは止めましょう。しっぺ返しは,自分に降りかかってきますから,交換時期が来たものは惜しみなく交換しましょう。 |
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