”workshop”とは、「自主的に活動させる方式の講習会」という意味です。あなたも自己責任でユーザー車検に挑戦してみませんか。
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スピード(速度)検査について

ブレーキ・スピード検査は,BSテスターで行います。待機位置から「進め」でサイドスリップ検査を済ませ,写真のテスターにタイヤを載せるわけです。

 ご存じの通り,車には前輪駆動(FF),後輪駆動(FR),フルタイム4WDがありますが,このテスターは駆動方式を問いません。

 停止位置に前輪を止めると,自動的に後輪のローラーが動きホイルベースを問わず後輪位置を合わせてくれます。一度車を止めると動かさなくてもいいのは楽です。従来方式のBSテスターだと,検査項目に応じて前輪と後輪を入れ替えなくては行けないのでけっこう面倒ですから。

 話を戻し,後輪がローラーに載ると前方上の掲示板に指示が出てきます。この指示に従ってやるだけなのですごく楽です。この時点でエンジンは切らないようにしてくださいね。(^_^)

 まず最初は,速度検査です。掲示板に「速度検査,40kmでライト点灯」と表示されたら,ギアをローに入れアクセルを踏みます。
 このテスターの場合,自ら指定された速度までアクセルを踏まないと駄目なのです。もう一つのコースのBSテスターの場合は,ローラーがまわり指定速度になったら「スピードメーター申告ボタン」を押す方式なので混乱をしないように注意してください。

 「いつまでたってもローラーが回らないな?」止まっていたんじゃ検査は進まず,後ろに並んでいる人をイライラさせひんしゅくを買っちゃいますよ。(^_^;)

 指定速度になるまでゆっくりアクセルを踏んでいきます。40km/hになったらライトを点灯すると,と表示され,「ブレーキをふむ」と表示されます。この表示が出るまでは,必ずアクセルを踏んだまま40km/hを維持してください。相手は機械ですから,速度検知するまで油断は禁物です。

 なお,スピード検査での誤差は,プラス方向で15%,マイナス方向で10%以内であれば合格します。タイヤを純正サイズから極端に換えていない限りまず受かるでしょう。ただ,極端なインチアップや指定サイズからかけ離れたサイズのタイヤをはめていると誤差の範疇におさまらない事もあり得ますのでご注意を。車体からタイヤがはみ出さない限り外観検査では何も言われなくなりましたが,メーターの誤差の範疇に入っていないと検査不合格になるのでご注意を。

 検査が終了し,「ブレーキをふむ」と表示されればゆっくりブレーキを踏み次の指示を待ちます。
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