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スピードメーター検査 (2)

2. スピード・メーターの検査中

ローラーがタイヤを回すことで、バイクのスピード・メーターの数値がが徐々に上がっていきます。前輪、後輪ともに固定されているので、前に飛び出すことはありませんので、落ち着いて速度表示を見ていましょう。40km/hを指した時点でスイッチから足を離しますます。(この辺りは電光掲示板に指示が出ますのでそれに従ってください。)

3. スピードの検査判定

検査結果は、電光掲示板に
検査結果の表示とでれば合格です。
検査結果の表示とでた場合は不合格です。
なお、不合格の場合は、再度検査をする指示が出ます(2回まではやり直しができる)。最悪、2回とも不合格(×)の結果であっても検査は続きますので、勝手にバイクを動かさないようにしてください。

このように一つの項目で不合格になっても検査は続きます。不合格になった項目は、検査が終わってから再整備して受け直せばいいので慌てずに続けて残りの検査を受けてしまいます。

なお、誤差は、プラス方向で15%、マイナス方向で10%以内であれば合格します。スピードメーターを純正と違うのに交換していない限りまず受かるでしょう。ただし、フロントタイヤのサイズを極端に大きく(小さく)変えていると、誤差の範疇におさまらない事もあり得ますのでご注意を。

余談ですが、古いバイクや非常にマイナーなバイクに乗っている方で、純正サイズのタイヤが無いという方もいるでしょう。私が以前乗っていたCB750Fは、本当の意味での純正サイズ?のタイヤが入手困難なので、汎用のサイズ(インチは同じ)をはめていましたが特に問題はありませんでした。つまり、誤差の範疇におさまっていれば問題がないわけですからご心配なく。

もし、心配なら自分のバイクのメーター誤差を予め測っておくといいと思います。一番確実なのは、私のようにハンディGPSのリアルタイム速度表示でメーター誤差を測ることでしょうが、そこまでシビアに表示誤差を調べなくても問題はありません。交通量の少ない道で友人・知人にバイクか車で前を走ってもらって、40km/h時になったら合図を送ってもらえば、その時点でのメーター表示が正しいかどうかをチェックすればいいのです。

参考までに書きますと、元々スピードメーターはプラス方向に表示されるようになってあります。私の経験(家にあるバイク・車でのテスト)では、40km/h時の速度誤差は、限りなく0に近い表示(+2程度)です。そして、100km/hですと、車種によって異なりますが+5〜+8km/h程度ですから、大きな転倒でメーターを強打しているとか、極端なタイヤサイズにしていない限りは神経質にならなくてもいいと思います。

スピード検査が終わると、次にブレーキの検査になります。バイクは動かさずそのままの状態で電光掲示板の指示を待ちます。この時にスイッチは踏んだままで待ちます。
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