”workshop”とは、「自主的に活動させる方式の講習会」という意味です。あなたも自己責任でユーザー車検に挑戦してみませんか。
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『車検』ってなに?

車検とは、一言で言うと「国の機関が一定期間ごとに、同一性と保安基準適合性について『国が定める基準』に適合しているかどうかに確認するもの」といえるでしょう。

そして、バイク(自動車)に対して国が行う『自動車検査』には、『新規検査』、『継続検査』、『構造等変更検査』の3種類があります。日常に『車検』と言われているものは、正しくは『道路運送車両法第62条の継続検査』をいうと思っていいでしょう。

その車検(継続検査)についてですが、私の知人に「車検に出したから、これで2年間はOK!」と言う人がいます。これは、車検そのものを理解していないとしか言いようがないのです。

年間に走行する距離は、人によって様々です。私の場合ですと、年間約1万km程度でしょうか。そして、私の友人には年間500kmも乗らない人がいます。つまり、車検から車検の間の走行距離が2万kmと1,000kmの差、つまり同じ2年間でも1万9,000kmもの差が生じます。このように一言で2年と言ってもそれぞれに差があるのですから、この2年間を保証するというものではありません。

バイク(自動車)の保守管理責任は、我々ユーザー自身(バイク、自動車の使用者)にあり、車検(継続検査)と普段のバイクの状態の保証とは別であることを理解しておかないといけません。つまり、車検から車検の間は道路運送車両法でユーザー自身に点検及び整備の義務が課せられているのです。

なお、ユーザー自身で点検及び整備の義務が果たせない場合は、ユーザーが整備工場等に点検及び整備を依頼することは認められています。これが、バイクショップや販売店に依頼する車検(実際には、定期点検整備を含む継続車検の代行)になります。
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